ハイテク銘柄下落は個人投資家の買い増しチャンスになる

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こんばんは

FAAMGとよばれる巨大ハイテク銘柄がことごとく下落したことがニュースになっています。

6月9日の終値で

FB -3.3%、AMZN -3.16%、AAPL -3.88%、MSFT -2.27%、GOOGL -3.40%と軒並み数%の下落です。この結果AMZNとGOOGはせっかく突破した株価1000$を下回ってしまいました。

5銘柄の年初来のパフォーマンスは驚異的だった

FBの時価総額は2017年初には約3380億$でしたが、先月末の段階では4416億$まで上昇しています(+30%)。また、AMZNは年初に3595億$だった時価総額は先月末には4764億$に上昇しています(+32%)。同様にAAPLは6104億$が8053億$(+31%)、MSFTは4837億$が5436億$に(+12%)、GOOGは5669億$が6942億$に(+22%)それぞれ上昇しています。

ちなみに同期間にS&P500の時価総額は19兆2680億$から21兆7660億$近くまで上昇していますので、FAAMGの時価総額の上昇がS&P500全体の上昇の25%をも占める計算になります。

この5銘柄の今年のパフォーマンスがいかに良かったかがよくわかる数字だと思います。

ヘッジファンドによる連鎖売り

今回の一斉下落は、これらの銘柄で大きな含み益を得た短期投資家(おそらく主にヘッジファンドなど)が相次いで利益を確定させたことに起因します。こういったヘッジファンドは個人投資家とは比べ物にならないほどの規模で投資をしていますから、誰かが今回のようにまとまった利益確定をすると株価は変動しやすいです。

個人投資家の売買が株価に全くと言っても影響しないのとは対照的です。

そのため、どこかのヘッジファンドが利益確定を始めると株価は下がります。そうすると他のヘッジファンドから見ると含み益が減少しますから、他のヘッジファンドにも急いで持ち株を売却する動きが広がります。これが連鎖反応を生み出して最終的に大きな株価変動が起きます。

今回の下落は数%でおさまりましたが、これが週明け以降にさらなる下落を呼ぶ可能性も十分あると思います。

そもそも個人投資家と機関投資家は同じ土俵では戦えない

ヘッジファンドのような投資家は、短期的な利益をあげるために株を売買しますので、株価の長期的な成長はそもそも考慮していません。そのため、彼らの売買に企業の長期的成長という視点はほとんどないです。

したがって、今回のようなヘッジファンドによる大量の売り注文の背景にあるのは、彼らが「フェイスブックやマイクロソフトなどの企業の価値を見限った」から株式を売却した、というよりは「他のヘッジファンドが売っているから自分たちも売る」という要素が大きいです。

残念ながら僕たちは彼らが作り出す市場の「ノイズ」に真っ向に立ち向かっても勝つことはできません。そもそも資金の規模が違いすぎますし、情報量も圧倒的に違いすぎます。嵐の中で荒波に素手で逆らっても、まったく進むことはできずそのうち疲れ果ててしまうのと同じだと僕は思います。

しかしながら、時間という味方をつけることができれば、企業の価値の上昇とそれに伴う株価上昇という市場経済のゆっくりとした大きな流れに乗ることはできます。この海流のようなゆっくりとした流れは、ときに荒波になりながらも常に一方向に流れています。

早く進むために素手でもがいて疲れ果てるよりは、イカダにでも乗ってのんびりと海流に乗っていた方が最終的に確実に遠くまでたどり着ける。僕はそういうイメージで投資を続けていきたいと思います。

イージス艦でもあれば一番いいんでしょうけどね。本当は。

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