日本の人口推計から見える日本の未来

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

4月15日に総務省が2016年10月1日現在の人口推計結果を発表しました。

日本の人口問題は縮小する経済や高騰する社会保障費など、現在の日本の抱える社会問題の根底にある現象の一つと言っても過言ではなく、非常に興味深い事柄です。

日本の総人口について

日本の総人口は2008年にピークに達したのを最後に2011年以降は一貫して人口の減少が続いています。

今回の推計によると2016年10月1日現在の日本の総人口は1億2693万3千人で、2015年10月から2016年9月までの1年間では16万2千人の減少だったとのことです。その結果、日本の総人口は6年間連続して減少してきたこととなります。

日本人人口について

さらに、日本国籍をもつ人の数である日本人人口に限定するとさらにその傾向は明らかになります。2016年10月1日現在の日本人人口は1億2502万人であり、前年から29万9千人の減少となりました。

この日本人人口については、前年と比較した減少率を見てみるとさらに深刻な問題を抱えていることがわかります。

2011年、日本人人口は前年比 0.14%の減少でした。その後減少率は一方的に拡大し、2016年の日本人人口は前年比 0.24%の減少となっています。つまりここ5年の間に減少率がほぼ2倍になった計算です。

この原因は、拡大する自然減少です。

自然増減は(出生数)-(死亡数)で算出される数値のことです。

この出生数と死亡数と言う二つのパラメータは現在の日本ではどちらも自然減少を拡大させる方向に動いています。

総務省の発行する「日本の統計2017」に詳しく記載されていますので、それを元にグラフを作って見ました。

このように第二次ベビーブームの後は日本の出生率は一方的に低下し、逆に死亡数は一方的に上昇していることがわかります。この傾向が40年続いたことが今の人口減少を引き起こしています。

と言うのも、現在の20-30代の世代、つまりは子供を生み育てる世代がまさにベビーブーム後の人口減少世代に該当するからです。

( 実は 2014年から2015年の間では出生数は2000ほど増えましたが、全体に比べてもあまりに小さく誤差の範疇としました。)

その一方で、実は日本の人口は4年連続の社会増となっています。

その幅も年々増加傾向にあり、今回の推計では13万6千人の社会増となっています。

つまり日本人が自然減少を経験している間に日本に入ってくる外国人の数は増え続けていることがわかります。

この社会増は日本の総人口の減少を食い止めるほど強くはありませんが、いずれにせよ日本という国に住む外国人の割合が上昇し続けていることは変わりありません。

(僕は外国人が日本に入ってくることは自然な流れだと思っています。人も物も情報ももはや国境を越えて移動するのが当たり前の世の中です。念のため。)

長くなりそうなので、一旦ここで切ります。

つづくかもしれない。



スポンサーリンク
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)