国民年金の先行きはまだ不透明だが、ちゃんと光は見える。

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こんばんは

先日GPIFが年金積立金の運用状況を公開したことが話題になっていました。出遅れた感が否めないのですが、僕も公開された資料を見て気になった点を記事にしてみようと思います。

ちなみに、今日の記事を書くにあたり僕が読んだのはこちらの資料です。

運用実績については、2016年度の収益率が+5.86% (+7兆9363億円)、過去16年間の平均収益率は+2.89%、累積の運用収益は+53兆3603億円という結果でした。この結果、2016年度末の運用総額は144兆9034億円まで増加していました。

また2016年度の各四半期のアセットアロケーションも公開されています。

それによると、第4四半期については下のグラフのようになっています。

さらに、僕が注目したのは、インカムゲインの項目でした。

2016年度のインカムゲインは2兆5334億円であり、その収益率が1.75%でした。このインカムゲインもキャッシュとして保有するのではなく、再投資に回していることが資料に記載されていました。

また累積のインカムゲインが28兆808億円であり、その額は下の図のように着実に成長していることが示されています。

この運用成績が実際の年金運用に必要な成績をクリアしているかどうか、非常に気になるところです。実際には、計算上求められる運用成績が平均年率0.19%であるのに対し実際の運用成績が2.80%であることから運用成績は十分であるとの説明がなされていました。

「年金は払い損」は本当か?

高齢化が著しく進んでいくことがすでに明らかになっている今の世の中では、年金の仕組みが崩壊するとか、今の世代は払い損世代であるとか、漠然とした不安ばかりがはびこっているように僕には見えます。これは年金に限らず、あらゆる社会保障制度についても言えることだと僕は感じています。

ただ、こうやって実際に運用成績や将来の見通しなどについて数字にしたものを読んでみると、すくなくとも年金制度に関しては極端に悲観する必要はないと実感しました。

現在僕は国民年金に加入しているのですが、年金を払うのが馬鹿馬鹿しいなどと言って国民年金を未納のままにするケースが非常に多いようです。しかし、そういった個人に限って、本来国民年金に収めるはずだった保険金をGPIFと同等の、もしくはそれを上回るような成績で個人が長期に運用できる可能性は限りなく低いと言わざるを得ません。

国民年金は、逆に、こういった人であればあるほどきちんと利用すべき制度です。

「おいお前ら老後の資金準備できないだろうから俺が代わりに用意しといてやるよ」と言ってくれているようなものなのですから。

もちろん、年金で老後の生活費の全てをまかなうことができるわけではありませんので、結局個人である程度資金を準備する必要があるわけですが。

僕もできるだけインカムゲインを重視したポートフォリオを作成して、月々の追加投資に励んでいます。今回公開された資料の中には、2016年の年間運用収益の実に半分以上をインカムゲインが占めるというデータも含まれていました。(運用収益 53兆円に対して、インカムゲインが28兆円なので。)

桁は違いすぎるのですが、僕の進むべき方向がまた一つ示されたような気がしました。

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