ベライゾンから配当を受け取りました。VZの今後の行方など。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんばんは
ベライゾン(VZ)から配当金を受け取りました。
特定口座とNISA口座に分けて320株保有しており、税引後で141.00$の配当金でした。

VZは結構いいタイミングで追加投資できていた

VZは先日の決算を境に株価が急騰したことが記憶に新しいですが、その直前の配当利回りが5%を超えていた時に追加投資できていたのが吉と出ました。完全に想定外の株価急騰でしたが、結果として追加投資しておいて良かったです。

この急騰の背景にあったのはVZがポストペイド契約(プリペイドではなく、僕たちの感覚で言う通常の後払い式の携帯電話の契約)で新たに59万人のユーザーを獲得したことが挙げられます。また、解約率についてもLTE開始以来最低の0.7%にとどまったことも理由の一つです。

通信事業はすでに顧客の取り合いになっている

ただ、今回の決算を持ってVZの明るい将来が約束されたと考えるのは時期尚早です。

それは、米国内でVZのようなワイヤレス通信の市場はすでに飽和状態に陥っているからです。つまり、新規の顧客獲得競争は同じ数の顧客を他者から奪い取ることと同義であり、寡占状態にある同業者同士の激しい価格競争が繰り広げられることになります。
VZに関して言えば、ライバルT-mobile (TMUS)やSprint (S) がデータ量無制限のサービスを開始したことにより顧客を奪われてしまったことなどがその好例だと思われます。VZは当初、無制限サービスではなくiPhoneの無償提供などによって対抗していましたが功を奏さず、結局遅れに遅れて無制限サービスを開始せざるを得ない状況に追い込まれました。
この分野においては、顧客の獲得競争がそのまま企業の利益を削る競争にもなってしまっているため、競争に負けるわけにはいかないものの、競争に勝っても利益はさっぱりと言った状況にもなりかねません。

ケーブルテレビ事業も、先行きは危うい

VZのもう一つの課題は、Cord-cuttingと呼ばれる、ケーブルテレビ解約の動きが加速的に広がっていることです。VZにおいてもこの事業は利益の10%程度を占めており、看過できません。
Cord-cuttingが広まってきたのは、NetflixやAmazonなどといったインターネット経由の動画ストリーミングサービスが急速に広まる中で、旧来のケーブルテレビの需要が廃れてきているからです。
ケーブルテレビの解約者数は今後増加することが確実視されていて、2016年には190万人と言われていた解約者数は、今後5年間で1000万人を超える見込みであるという調査もあります。

ライバル企業AT&T (T)にとってもこの動きは同じような意味合いを持ち、AT&Tは昨年末にDirecTV Nowをスタートさせました。これはストリーミング配信サービスで、ケーブルテレビで失った顧客を取り戻そうとする試みです。
VZも当然ながら同様のことを考えていますが、状況はそう明るくありません。

AT&TがDirecTVを買収した段階で、同社はすでに2500万人近い顧客を獲得しました。一方でVZの旧来のケーブルテレビの顧客数はわずかに470万人と遠く及びません。

VZが今後継続的に業績を回復させる手段はまだ明らかにはなっていません。
動画ストリーミングサービスをAT&Tと同様に開始させる動きがありますし、Yahooの買収が何か重要な伏線である可能性も考えられます。

いずれ、VZは今後も注意してみていく必要がありそうです。

5Gが本格化した時にVZがどのように他社とわたり合うかも気になります。

↓ 読んでいただいてありがとうございます。もしよろしければクリックもお願いいたします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング



スポンサーリンク
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)