手数料はどれくらいリターンに影響するか

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【本記事は旧ブログからの移行記事です】

株式に投資する際、かならず気になるのが手数料というやつです。
特に米国株など、海外の株式を取引する際には国内の株式を取引するよりも高額の手数料を取られることが多いようです。
国内株式では従来の大手証券会社よりもネット証券の方が手数料が安いということが言われていますが、やはり米国株でもそうです。

2017年3月末現在、米国株取引をする上でもっとも手数料が安いのはマネックス証券とSBI証券です。どちらも約定額の0.45%で、最高手数料が20米ドルと固定されています。逆に最低手数料も設定されていて、こちらは5米ドルです。

なので計算をすると、1111米ドル以下の約定では手数料率が0.45%を上回りますし、4444米ドル以上の約定では約定額に比例して手数料率が下がっていく計算になります。たとえば5000米どるでは0.4%、8000米ドルでは0.25%まで下がります。ちなみに10000米ドルでは0.2%です。

この手数料の差、わずかに見えますが、実際にどの程度リターンに関わってくるのか試しに計算してみましょう。

頑張って月に5万円節約したとして、年間60万円を米国株式に30年間積立投資することにします。リターンは仮に8%とでもしておきましょう。60万円を年一回、一気に購入するパターン、30万円ずつ、年に二回購入するパターン、そして5万円毎月すこしずつ購入するパターンの三つを検証してみたいと思います。
実際には為替手数料や信託報酬などさまざま考慮すべき要素があるのですが、あくまで参考のためですので全て省いています。それらの条件を揃えた上での結果であるとして理解してくだされば幸いです。また、簡便のため1ドル100円で計算しています。

30年かけて積み立てた総額はどのパターンも1800万円になりますが、手数料の差がどれほど影響するのでしょうか。

毎月コツコツと5万円ずつ株式を購入すると、手数料率は1%です。積み立てたお金は30年後にはおよそ4520万円になっています。
また、半年に一回30万円ずつ株式を購入すると、手数料率は0.45%です。積み立てたお金は30年後にはおよそ4890万円になっています。
そして、年に一回60万円分まとめて株式を購入すると、手数料率は0.33%です。積み立てたお金は30年後にはおよそ4970万円になっています。

このように、毎月の5万円が最終的に大金に化けること自体もおどろきですが、株式の買い方一つで最大で400万円くらいの差が出ることも重要な点ですね。

補足ですが、毎年60万円を年一回特定の個別銘柄に突っ込むというのは非常に高いリスクを孕んでいます。したがって、上記の投資方法が適用されるのはVOOなどのS&P500に連動したETFなどに限定されるでしょうね。

※計算間違いありましたらごめんなさい。でも、基本的な結論は大きく変わりないと思います。



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