日本人はやっぱり貯金好き

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【本記事は旧ブログからの移行記事です】

日銀が、17日に資金循環統計を発表しました。

2016年末の家計金融資産が1800兆円に達し、過去最高を更新したとのことです。
たびたび話題になりますが、問題はこのうちに占める資産別の割合です。

この1800兆円のうち、最も大きな割合を占めるのはやはり現金・預金であり、実に52.0%の937兆円となっています。次に多いのが保険・年金・定額保証となっており、これが29.1%の524兆円を占めています。細かくいうと、この29.4%のうちの半分以上(額にして370兆円)は保険が占めています。

つまり平たくいうと預金や保険で家計金融資産の80%強を占めるということですね。

一方でリスク資産と言われる株式や投資信託はどうでしょうか。
株式は全体の9.3%を占める167兆円、投資信託は5.4%の96兆円だそうです。
二つを合わせると、およそ15%程度でしょうか。

一年前の統計と比較すると、家計金融資産総額が0.9%増加したのに対して預金は1.8%も増加しました。逆に株式は0.4%の減となっており、我々日本人は2016年も着実に預金を積み上げたことがよくわかります。

昨年の12月に発表された同じ統計の2016年第3四半期のデータに興味深いものがあります。
もちろん発表当時は随所で話題になっていたので今更感はあるのですが、自分の勉強という意味で掲載します。
それは、日米欧の3地域の家計金融資産の構成比較です。

日本;現金預金 52.3%
   債務証券 1.5%
   投資信託 5.0%
   株式等  8.6%

アメリカ;現金預金 13.9%
     債務証券 5.1%
     投資信託 10.7%
     株式等  35.4%

ユーロエリア;現金預金 34.6%
       債務証券 3.8%
       投資信託 8.6%
       株式等  16.3%

別に日本人が間違っているとか、欧米が絶対正しいとかそういうことを言うつもりは全くないのです。この金融資産の構成比較にしても、所得によって国内も海外も大きく様子が変わっているでしょうし。一部の大金持ちのせいで統計が狂うなんて言うのも、ありがちですよね。

ただ、盲目的にリスクをとることを恐れて株式投資に踏み切れない人がいたらそれは間違いです。株式投資というのは世間的によく言われるようなギャンブルではなく、世界的にはれっきとした資産運用として位置づけられているものなのです。



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