無人レジどころじゃなく、(ほぼ)無人店舗の時代が来ようとしている

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以前から無人レジファンを公言している僕ですが、ついに(ほぼ)無人店舗の時代がやってくるかもしれません。

Amazonがホールフーズを買収

オンラインショッピング大手のアマゾン(AMZN)がホールフーズマーケット(WFM)を137億$で買収すると発表しました。今まで実店舗に関しては限定的であったアマゾンですが、ここにきて一気に実店舗を増やす方針を打ち出してきたようです。

WFMは主に有機食品やベジタリアン向けの食品を販売するスーパーマーケットのチェーンですが、その業績は競合相手のウォルマートなどとの価格競争により低迷していました。

今回アマゾンがWFMを買収したことにより、この構図が一転する可能性があります。そのため、昨日の株式市場ではウォルマート(WMT)やコストコ(COST)、ターゲット(TGT)などの小売業の株式が軒並み売られました。WMTは終値で-4.65%、COSTは-7.19%、TGTは-5.14%といずれも大きな下落となりました。

Amazonとホールフーズの共通項

今回の買収で、アマゾンはアメリカやカナダ、イギリスにある400店舗を超えるWFMの店舗を手に入れることになりますが、この店舗は比較的裕福で若い世代が多い場所という立地にあり、その層はアマゾンプライム加入者の層と重複する点が多いです。特に前期ミレニアム世代と呼ばれる人たちは他の世代と比較しても日用品や食料品をオンラインで購入する傾向が高く、アマゾンが実店舗での小売りに参入してもやはりアマゾンの顧客として残る可能性が高いと考えられます。僕の勝手な想像ですが、プライム会員に対しては実店舗での購入に対しても何かしらの優遇があるはずです。

Amazonの小売業界におけるアドバンテージ

アマゾンが実店舗での小売業に本格的に参入するにあたり、Amazon Goがいつころ実装されるのか非常に気になっています。Amazon Goはアマゾンが開発を続けているものの一つで、店舗からレジを一切廃止するためのシステムです。

来店者がすべきことは、入店時に改札のようなものを通り、その時にスマホで起動した専用アプリのQRコードをSuicaのように改札にタッチするだけです。

あとは通常の買い物のように欲しいものを手にとってそのまま店を出ると、アマゾンのアカウントに請求が行くという仕組みのようです。

元々の予定では今年の前半にはこのシステムを実装した店舗がシアトルに開店する予定でしたが、技術的な問題があり現時点では開店のめどは立っていません。

今回買収したWFMの店舗が全て将来的にAmazon Goの実装店舗となるのかは不明ですが、将来的にはこういった店舗を2,000店舗開店するという予定があるようで、いかにアマゾンが実店舗での小売りに力を入れようとしているかがわかります。

Amazon対Walmartの構図

実際に今回、アマゾンがWFMを買収したことで、小売業界に急激な変化が訪れるとは思いません。実際にWMTはアメリカ国内だけでも5,000店舗以上の実店舗を持っており、今回買収対象となったWFMの店舗数とは比較になりません。またWMTもアマゾンの参入に手をこまねいて見ているだけではなく、自身もオンラインショッピングの部門を成長させており、このまま一方的に顧客を失うとは考えづらいです。

当面はアマゾンがどれだけ小売業で利益を上げることができるか様子を見る必要がありそうです。もともとWMTなどの大型ディスカウントショップは、マージンをかなり少なくとっており、薄利多売で企業を成長させてきました。もしアマゾンがAmazon Goの開発に成功し、レジを全廃することで人件費を大きく削減することに成功したら、その時は小売業界の姿が大きく変わる可能性を秘めているとは思います。

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