人工知能は確実に労働市場でシェアを伸ばしていく

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【本記事は旧ブログからの移行記事です】

最近スーパーで無人レジを見かけることがどんどん増えてきました。僕も初めは戸惑いましたが、慣れると現金やカードを店員さんと受け渡しする手間も必要もありませんし、困ったときは近くに店員さんが控えているので助けてもらえますので、僕は積極的に使いたいと思っています。
僕の印象では、店員さんはトラブルの対応だけすれば良いので一人当たり複数のレジを担当することができますし、現金を取り扱わないので責任が減ります。
スーパーからすれば無人レジの導入という投資はもちろん必要ですが、従来のレジよりも場所を取らないので場所も有効活用できますし、人件費も削減できます。
つまりセルフレジは、みんなが慣れさえすればみんなが得をするというシステムになっているわけです。浮いた人件費は企業の成長に投資されたり、給与として従業員に還元されるかもしれませんし、商品の値引きとしてお客さんに還元されるかもしれません。

同じようなことがマクドナルドでも起きています。国内のマクドナルドではセルフレジはまだ数店舗しか導入されていない点、使用できる電子マネーの種類が限られている点などで普及がまだいまひとつのようですが、海外では昨年の暮れの段階で2000箇所以上の店舗で導入されていたようです。これもまた、人件費を削減することでコスト削減を推進し、企業の収益性の向上を目指すことが目的となります。
もちろん機械の導入コストと削減できる人件費を天秤にかけることになりますが、マクドナルドが広く導入していることからも、人件費削減効果の方が大きいと見ているのだと思います。

他にも先日訪れたGUにも知らぬ間にセルフレジが導入されていましたし、別のスーパーでは商品のスキャンは人の手で行い実際の現金やカードを用いた支払いはレジの脇の端末で行うという方式をとっていました。こちらも一つのレジにつき支払い端末が複数あり、労働の効率強化がはかられていました。

先日フランスの大手スーパーの労働組合が、セルフレジ導入に反対するデモを行いました。それはセルフレジの導入が人々の雇用機会を減らすからだという主張でした。この主張はおそらく正しいですが、このようなデモを行ったところでレジのセルフ化の流れを止めることはできないでしょう。

思えば駅の改札も似ているような気がします。
切符に鋏を入れる駅員さんがずらりと並んだ光景が当たり前だったはずが、今や自動改札はほぼ全国に普及しています。現代の若者には有人改札を見たことがない人も多いことでしょう。

ありとあらゆる労働が人工知能や機械に取って代わられることはあるのでしょうか。
未来のことはわからないことが多いですが、間違いなく労働市場における人工知能の役割は拡大を続けるでしょう。
自動運転やアンドロイドの発達などはもちろん夢や希望が多いですが、人工知能と人類がうまく共存できる社会が来るかどうかは現代の我々にかかっているのかもしれません。



スポンサーリンク
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)