米国株初心者、どの銘柄から始めたらいい?(後編)

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前回の続きです。

初めて米国株投資を始める人が必ずぶつかる壁、それはどの銘柄から始めるべきかという問題です。

前回はS&P500指数に連動するETFやシーゲル銘柄について触れました。今回はまずは配当貴族というものに触れたいと思います。

配当貴族というのはS&P500指数に採用されている銘柄のうち、連続で25年以上の増配歴を持つ企業に与えられる呼び名です。

連続で25年以上にわたって配当を増やし続けることがどれだけ困難か、自分が会社を経営して配当を出す立場にないと想像するのは非常に難しいと思います。

ですが参考までに、日本国内では連続25年以上の増配歴を持つ企業は1社しかありません。それは花王です。ソニーでもトヨタでもありません。

花王は日本国内で唯一25年以上もの増配歴を誇り、その記録は今27年連続となりました。

翻って、米国の証券取引所に上場されている配当貴族は51社あります。米国には巨大な多国籍企業が数多く存在し、また株主還元を重視する文化が育っています。そのため、長年にわたって持続した成長が可能であり、その成長を株主と分かち合ってきたのです。この記事ではその1つ1つの銘柄については触れませんが、配当貴族指数については触れたいと思います。この指数はその名の通り配当貴族のみから構成される指数で、この指数もまた、S&P500をアウトパフォームすることが知られています。

例えば最近10年のS&P500のリターンは約7%ですが、同期間の配当貴族指数は9%を超えています。

この配当貴族指数に投資したければSMT米国配当貴族インデックスオープンという商品があります。ただ、設定からまだかなり日が浅いということで僕はあまり買いたくないです。また信託報酬も0.594%と、普段米国のETFばかり見ている立場からすると安いとは思えません。

配当貴族指数に属する企業で日本でも知名度が高いのはコカコーラやP&G、ペプシコや3M、ジョンソンアンドジョンソン、マクドナルドあたりでしょうか。

そしてもう一つ、銘柄選択の際に見てもいいと思うのはダウ工業平均株価に採用されている30銘柄です。ダウとS&P500は算出方法も違いますし指数に含まれる銘柄の数も全く違いますが、どちらも優良の大型銘柄で構成されているという点は変わりありません。

米国株を初めて買う場合は特にですが、やはりある程度自分が知っていて馴染みのある企業に投資すべきだと思います。というのも、長期投資には価格の変動がつきものです。これから長期投資を開始するような人は、リーマンショックのような暴落を何回か経験するかもしれません。その時に株を売りたい衝動に負けずに企業の成長を信じるためにはその企業のことをよく知っていなければなりません。

そういう意味ではシーゲル銘柄や配当貴族、ダウ工業平均株価は大型の優良銘柄が集まっていますから、その中から初めての投資銘柄を選べばスムーズに米国株投資の世界に入ってこられると思います。また、個別銘柄はまだちょっと……というひとも、S&P500連動ETFならとっつきやすいのではないでしょうか。

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