こんばんは
あいかわらずスキャンダルが沈静化する見通しの立たないウェルズファーゴ(WFC)から配当金を受け取りました。
配当金は1株あたり0.390$で、175株保有しています。
税引後の受け取り配当額は48.97$でした。
3、6、9、12月は配当金の多い月なので、今月の配当金がいくらになるのか楽しみです。
でもWFCはオワコンとは考えづらい
スキャンダルが相次ぎクリーンなイメージをなかなか回復できずにいる同社ですが、業績自体は現時点では大きく損なわれている印象はありません。
WFCのQ2決算については7月にも触れていますが、抜粋して再度振り返りたいと思います。
2Q17の純利益58億$は前年同期からおよそ4.5%の成長で、EPSも1.01$/shareから1.07$/shareに成長しています。
また、利息収入(Net Interest Income)についても堅調な推移に見えます。
このQ2決算で発表があったように、WFCは2018年末までに20億$のコストカットを行う予定です。このコストカットが行われれば、それだけで純利益を大きく底上げする力となります。
株主還元に関しても、2Q17では合計34億$を配当や自社株買いを通して還元しています。そして、3Q17から2Q18までの一年間で最大115億$に及ぶ自社株買いを予定しており、これはWFCの時価総額のおよそ4%に相当する額です。
先月の追加投資はWFCだったわけですが、この時にも述べたようにWFCは低PER銘柄です。
低PER銘柄は不人気銘柄である可能性のある一方で、歴史的には高PER銘柄をアウトパフォームするポテンシャルを秘めています。
WFCは他の四大銀行と呼ばれる銘柄と比較しても、極端に低PERというわけではなく、一連のスキャンダルのために敬遠されているというわけではなさそうですから、今後他の高PER銘柄をアウトパフォームする余地は十分にあると考えています。
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