債券投資、僕ならしない。少なくとも今は。

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こんばんは、真夏のような週末はいかがお過ごしだったでしょうか。

今日はいつもと少し違った話で、債券投資について書いてみようと思います。

例によって例のごとく、日曜の夜なので肩の力を抜いて書いていますので、ゆるい気持ちで読んでいただければ幸いです。

アセットアロケーションは様々な資産運用本で重視されている

世に出回る資産運用本で必ず目にするのが、「投資のリターンの90%はアセットアロケーションによって決定される」とかそういう文言です。

細かいことは本記事では割愛させていただきますが、要は株式などのハイリスク資産と債券などの比較的低リスクの資産の資産配分を適切に行いましょうということです。それにより必要以上にリスクを取らない運用ができるというものです。

では僕のアセットアロケーションを発表します。

米国株式 95%

国内株式 5% (なお国内株式は今後順次処分予定)

以上。

あえて言わせていただければ、アセットアロケーションを真面目に考えるべき人と、あまり深く考えすぎない方がいい人がいると僕は思っています。

特に今回の記事ではアセットアロケーションを「株式と債券の投資比率」という意味で捉えていただければ幸いです。新興国と先進国についての議論はまた別に機会があればということで……。

あなたはアセットアロケーションを真面目に考えるべきか

僕が思うに、今20-30代で資産運用を始める人は、アセットアロケーションをあまり考えなくていいです。

もちろん、しっかり先進国と新興国、株式クラスと債券クラスと色々組み合わせたポートフォリオを考えるのは楽しいと思います。また、リスクが何%で期待リターンが何%で、などいろいろ分析すると自分が賢くなったような気にもなるんです。

でも、もしあなたが先ほど僕が述べたような20-30代の人で、しばらくは給与という形で収入を得られ続けるのであれば、そんなことを考えてもリターンは増えません。ただでさえ忙しい毎日に、なかなかアセットアロケーションがどうこうといって悩む時間は取れないですよね。

アセットアロケーションをしっかり検討する目的が何だったのか、今一度考えてみましょう。これは、端的にいうと市場の暴落などで自分の資産が目減りするのを防ぐ目的でした。

でも、もう一歩踏み込んで考えましょう。

市場の暴落で資産が目減りして何がいけないのでしょうか。

ここで、目減りするのが嫌だから。と思った方はもしかしたら資産運用には向いていないかもしれません。

市場の暴落で資産が目減りして困るのは、過去に運用してきた資産を取り崩しながら生活している人だけです。もしくは近い将来にそうなることが決定している人も、それに準じたことが言えるかもしれません。

逆にそうでない人は、資産が暴落で目減りしようが気にすることは本来はないはずです。本当に気にしなくてはならないのは、現在暴落中の自分の資産総額ではなくて、その資産総額が自分のリタイアする20-30年後にいくらになっているかということです。

つまり長期的なリターンを得るためなら、短期的なリターンを犠牲にすることは特に問題にしなくても良いということですね。

そして、この「短期的なリターンを犠牲にする」代わりに、長期投資家は必ず数ヶ月から半年分の生活資金は投資資金とは別に確保していることを推奨されるわけですね。

長期投資では株は債券より安全!?

ちなみに、長期的なリターンに話を限定した場合、株式は意外にも低リスクな資産になります。

これは有名なシーゲル教授の研究の結果ですが、1802年から2001年までの200年間のうち、

任意の1年間の株式と長期国債のリターンを比較すると、

株式のリターンは-38.6%〜66.6%

国債のリターンは-21.9%〜35.1%

でした。

つまり、株式を1年間だけ保有すると仮定すると、66.6%のリターンを手にする可能性があった一方で、-38.5%のリターンという年もあったということです。同様に長期国債では35.1%のリターンを得る年があった一方で-21.9%という年もあったということです。

期間を少し延長して、任意の30年間ではどうなったのか、それも結果が出ています。

それによると、1802年から2001年までの200年間のうち、

任意の30年間の株式と長期国債のリターンを比較すると、

株式のリターンは2.6%〜10.6%

国債のリターンは-2.0%〜7.4%

という結果になります。

ここで注目したいのは、株式の最低リターンが債券の最低リターンを上回ってしまっていること、そして「任意の30年間」ですから、たとえ世界恐慌の直前に株式を購入したとしても、30年後にはリターンはプラスになっていたということです。

本記事では割愛していますが、実は株式の最低リターンが債券の最低リターンを上回るという逆転現象は期間を10年に延長した時から出現しています。

つまり、投資期間を10年以上という前提にすれば、株式投資の方が債券投資よりもリターンが高く、投資期間を20-30年以上と見れば、株式投資のリターンは(少なくとも歴史上は)必ずプラスになっていたということです。

もちろん以上のデータは全て過去の話ですから、この結果が将来にわたって適応できるかについてはまだ議論の余地があると思います。ただ、サンプル期間も200年と十分に長く、この間にあった戦争や大恐慌なども反映してある結果ですので信頼に足るデータと考えられます。

もしあなたが今後20-30年間働き続ける予定があるのでしたら、資産運用を開始する際には債券投資をすべきかどうかについてよく検討する必要がありそうです。

予想外に記事が長くなってしまったのですが、ご参考になれば幸いです。

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