MCDは滅びぬ。

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MCDが1Q決算を発表しましたが、好決算でした。

売り上げは56.8億$と前年同期比で4%減少しましたが、営業利益は20.3億$と、前年同期の17.8億から14%増加しました。ただ、開店から1年以上経過している店舗に限定すれば(Comparable sales) 売り上げも4%の成長でした。

EPSも1.47$と前年同期の1.25$から18%の上昇でした。

今四半期は自社株買いや配当を通して16億$を株主に還元しましたが、これは2016年から2019年までの3年間で合計220-240億$ (2兆円以上!!) もの資金を株主に還元するプログラムの一環です。

米国内の売り上げは1.7%の成長でしたが、これは人気のAll Day Breakfastに加え、ビッグマックのラインアップを3種類(Grand Mac, Big Mac, Mac Jr.)に拡大したこと、そして飲料の販売促進によるものでした。

マクドナルドの2017年の最大の目標は2012年以来失った5億回以上もの顧客来店数を取り戻すことです。そのためにマクドナルドは4本の柱を設定しています。それは新規メニューの発売、店舗の改装、モバイルオーダーの拡大、そしてデリバリー分野の拡大です。

たとえばメニューの拡大に関しては、ビッグマックのサイズ違い商品の販売や、Signature Burgerの販売がそれに該当します。Signature Burgerは日本のマクドナルではまだ始まっていないサービスですが、自分好みのカスタマイズハンバーガーを注文することができるサービスです。また赤や黄色を基調とし、安っぽいイスの並んだ古典的なマクドナルドから、モダンで先進的なレストランに生まれ変わることもこの4本の柱の一つになります。セルフオーダー端末の導入を拡大することや、座席までオーダーを届けるなどのサービスを強化することなどが中心になると考えられます。

さらに2017年の末までにはモバイル端末でのオーダーや支払いを拡大し、約20000店舗で商品が受け取れるようになります。この背景の一つとして、近年増え始めたスマホ端末での決済の拡大があります。現金を持ち出すことなく、モバイル端末で支払いまで済ませ、店舗では商品を受け取るだけという顧客にとっては利便性の高いサービスになります。また、店舗側にとっても、取り扱う現金が減りますので、会計ミスや盗難の予防、衛生面の改善、会計に関わる人手の削減など様々なメリットが考えられます。

そして、米国内ではあまりメジャーではなかったデリバリーにも着手します。アジアではすでに売り上げの10%近くはデリバリーによるものですが、同様のサービスを米国内で開始します。

これらに加え、以前から進めていたフランチャイズ化の流れも引き続き推し進め、収益を安定化させます。

ここで述べた改革により、2019年以降毎年3-5%の売り上げ成長を見込むほか、2019年には長年低迷していたEPS成長率が1桁後半に達するという強気の見通しを立てています。

マクドナルドは現在100カ国以上で36000店舗以上を抱える巨大チェーンです。マクドナルドによれば、マクドナルドの5大市場(アメリカ、ドイツ、フランス、カナダ、イギリス)では人口の75%がマクドナルドの店舗から5キロ圏内に住んでおり、85%の人口が店舗から8キロ圏内に住んでいるそうです。この巨大さとそのブランド力こそマクドナルドの強みの一つで、今後の復活の大きな原動力となるはずです。

一時は健康志向の高まりなどで強い逆風に立たされていたマクドナルドですが、ふたたび復活の兆しを見せているのかもしれません。

マクドは滅びぬ!何度でも蘇るさ!(by 赤髪のピエロ)


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