MMMを購入するのが必ずしも間違いとは言えない理由

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【本記事は旧ブログからの移行記事です】

MMM (3M.co )は先日の記事でもご紹介しましたが、国内だとセロテープとか両面テープなどについている「3M」がそれです。文房具で目につくかと思いますが、実は医療の分野や電気産業にも関わっています。

先日迷った挙句にVZを購入したわけですが、その対抗馬として挙げていたのがMMMでした。昨日はバリュエーションを理由にVZ購入に踏み切ったことを説明したわけですが、一方でMMMも決して悪い選択肢ではありませんでした。
その理由はMMMが増配王(Dividend King)と呼ばれる長期増配銘柄に属しているからです。

日本国内では花王(4452)が長期増配銘柄として君臨していますが、それでも花王の増配歴は27年です。また、花王の増配歴は国内上場株ではダントツの一位で、二位であるユーエスエス、SPK、明光ネットワークジャパンの19年を大きく引き離しています。
これに対して米国株の増配企業はどのような状況でしょうか。
Dividend Aristocratと呼ばれる企業の一群があります。これはS&P500に属する企業の中でも連続25年の増配歴を持つ企業をさします。2017年時点では51銘柄あり、この時点で日本株との格差を感じます。さらに、今回話題にしているDividend Kingは、50年以上連続した増配記録をもつ企業に与えられる称号です。米国株では2017年時点で19銘柄あり、国内には一社もありません。花王が50年連続増配を達成するのは今から早くても23年後ですから、50年連続増配ということがいかに難しいかが想像できます。

このDividend Kingはその定義からすでに明らかなように、不況に強いディフェンシブな側面を持つ上に、長期にわたる成長性も兼ねそなえた、まさにKingの名にふさわしい企業なのです。
一方で、その強み故にバリュエーションの面から言うと割安で放置されることは少なく、買い時に迷ってしまうのが欠点とも言えます。しかし、長期にわたる成長を見込める企業ばかりであり、長期投資を前提に購入するのであれば多少割高であっても十分良好な投資成績を見込めると僕は思っています。

MMMに関してですが、増配歴は58年連続、過去10年間の平均増配率も9.1%と驚異的です。配当性向も55%と、まだ増配の余地を残しており、EPSも成長を続けていることから、まだまだMMMの増配は止まらないと予想しています。



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